Macを持つ人がだんだん増えてきました。
今更人に聞けないMacについて、分かりやすく解説いたします。
そもそもMacって何?
Macとは、アメリカに本社がある「Apple」社が販売しているパソコンのことです。そしてそのMacで動作するOSが「Mac OS Catalina」です。
通常のPCは「DELL」「Lenovo」「富士通」などが本体(ハードウェア)を作成し、その中にMicrosoftが提供している「Windows」というOS(ソフトウェア)が入っています。
つまり、ハードウェアとソフトウェアが別なわけです。
しかしMacの場合は、Macという「Apple」が提供するハードに、Mac OSという「Apple」が提供するソフトが入った一体化している特徴があります。
そのため、ハードはソフトウェアのために、とソフトはハードウェアのために、共に最大限に活用するため快適な製品が作られているのです。
かつてはMacといえばプロが画像や映像を編集したり、音楽を編集するためのPCというイメージでした。しかし近年は、iPhone、iPadが爆発的に普及したことに伴い、一般の人にも浸透し幅広いユーザーに利用されるようになりました。
Macにはどんな種類があるの?
Macと一概に言っても、一般的なPCと同じくデスクトップ、ノートがあります。
能力重視なのか持ち運び重視なのかによって選択することができます。
まずはノート型から紹介いたします。
驚くほど薄くて軽い「MacBook Air」
Macが一般に広まるきっかけになったとも言える一台が、このMacBook Airです。
本製品は2020年3月18日に発表されたばかりの最新商品です。
MacBook Airは13インチありますがわずか1.29kgの軽さです。そのとても軽い本体にもかかわらず、最大4コアのIntel Core i7プロセッサ、最大2TBのSSDストレージ、最大16GBのメモリを載せることが可能です。
普通に使用するなら十分一軍として大活躍することができます。
そしてiPhoneやiPadでお馴染みだったTouch IDが搭載されています。
何よりも持ち運びを重視する方はMacBook Airがお勧めです。
大いなる力。大いなる能力「MacBook Pro」13インチ
本製品は2019年7月9日にリリースされました。
13インチで重さ1.4kgです。MacBook Airと若干重いですが、それでも十分に軽量と言えるでしょう。MacBook Proも最大4コアのIntel Core i7プロセッサ、最大2TBのSSDストレージ、最大16GBのメモリを載せることが可能です。Touch IDも搭載されています。
こうした点は、今年出たばかりのMacBook Airと大きな差はありません。
しかしMacBook Proの名前が付けられているとおり違いはもちろんあります。
その1つがディスプレイです。
MacBook ProはMacBook Airと比べると視野角が広く、目に優しく、表示が美しい特徴があります。
さらにファンクションキーの代わりにいつでも指を伸ばすだけで、さらに効率が上がるTouch Barが搭載されています。
使いこなすまでに少し慣れが要りますが、ファンクションキーよりもさらにアプリごとに合わせた配置になるためとても作業性を向上させます。
まとめると、メインPCにしたいが、持ち運びもする、という方にはMacBook Pro13インチが一番お勧めです。
最高を作る人に最高のツールを「MacBook Pro」16インチ
本製品は2019年7月9日にリリースされました。
16インチとこれまでの2つよりサイズアップしたため重量が約2kgあります。
それで持ち運びには少々不便な大きさとなります。
しかし、大きくなった分Appleが作ったものの中で最もパワフルなノートブックとなっています。最大8コアのIntel Core i9プロセッサ、最大8TBのSSDストレージ、最大64GBのメモリを搭載することが可能です。
ノートPCでは破格の性能となります。
もちろんMacBook Proですから、13インチと同様ディスプレイも綺麗で、Touch Barも搭載されています。
ここまでの性能が求められる方はあまりいないと思います。
動画編集をよく行う人、またプロ向けの一品です。
私も正直そこまでの性能は使用しないかなーと思って購入を見送りました。
この性能の素晴らしさをよく理解できて、必要だと感じる方は迷わず購入しましょう。
デスクトップPCのような性能を持ち運べるというのは大きなメリットです!
美しいモンスターiMac
ここからはデスクトップ型をご紹介します。
iMacは写真の通り1箇所において使用するデスクトップ型です。
大きさは21.5インチ、と27インチの2種類あります。
そして21.5インチはそのなかで画面が4Kとそうでないかの2種類に分かれています。
大きさと性能の違いはこれまで扱ったMacBook Air、MacBook Pro13インチ、MacBook Pro16インチのように分けることができるでしょう。
iMac21.5インチはMacBook Airのような位置づけとなっています。
iMac21.5インチ4KはMacBook Pro13インチの位置付けです。
iMac27インチはMacBook Pro16インチの位置付けになります。
ただし画面の大きさは作業効率にも影響するため、予算に問題ない場合iMac27インチを一番お勧めいたします。今のご時世に21.5インチはちょっと小さいですよね。
プロに力を。iMac Pro
これはまさしくプロ用のPCです。その性能はこれまでと段違い。
最大18コアのXeonプロセッサ、最大4TBのSSDストレージ、最大256GBのメモリを搭載可能です。
しかしこの全てを搭載した場合、お値段なんと150万円オーバー!
お会いすることができるように一生懸命頑張りたいと思います。。。
ということでプロの方なら是非購入を検討されてください。
最後に
本当はAppleのPCにはさらにMac Pro、Mac miniというものがあるのですが、あまり初めて買うMacには向いていませんので今回は省かせていただきます。
Macについてより親近感が湧いたでしょうか?
そうであれば幸いです。
Windows PCはインターネットで購入するとだいぶお安い時代になりました。
それでもMacが人気なのは、やはりiPhone、iPadとの高い連携性があるためでしょう。
こうした点はまた次回扱いたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。