LenovoにYoga660を修理に出してきました

今回、私が使用しているYoga660が修理が必要になったのでその時の気づいた点や注意点についてレビューしていきます。Lenovoというと外国のメーカーなのでサポートについて不安に感じている方もおられるかもしれないのでお役に立てれば嬉しいです。

どこが壊れたのか

まずキーボードの数字が打てなくなりました。テンキーではなくキーボードの数字です。全く打てなくなったわけではなく、たまに反応することもありました。が、かなり不便でした。それで修理に出すことを決意しました。

修理内容

修理を申し込む流れ

修理はウェブサイト上で申し込みします。名前や住所、どんな症状が出ているのかサポート宛に送りました。修理の受付は1月5日にし、すぐに受付を完了する連絡がありました。すると次の日早速、PCを回収する業者、佐川急便さんが引き取りにきました。その後何日か経った後に修理を完了した連絡が来ました。この連絡を待っている間にこういう修理をしています、などの連絡はありませんでした。

修理が完了

修理完了の連絡は1月11日つまり6日後にきました。このメールの中には具体的な修理内容は記載されていませんでした。実際PCが届いた時に同封されていた診断内容の紙に細かい内容が記されていました。

故障箇所

診断内容には「この度お客様へご不便をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。ご指摘の症状を確認しアッパーケースキーボード一体の故障が原因と診断いたしました。」とありました。正確に診断して速やかに交換してくださったようです。

さらに「ご指摘外で間欠で勝手に再起動を確認しシステムボードの故障が原因と診断いたしました。」とも記されていました。このように自分が気づいていない故障箇所についても詳しく診断してくださいました。この2つ、アッパーケースの交換とそしてシステムボードの交換をしてくれたということになります。

満足の修理結果

修理完了が1月11日でしたからそこから発送があって自分の手元に届いたのは1月12日でした。WEBから1本連絡するだけで修理が完結することはとても満足できました。引き取って修理してもらいこちらの手元に届くまでの速さにも満足でした。

Lenovoは日本製ではありませんが故障内容をきちんと診断し、すぐに認めてくれたという点も良かったと感じました。さらに自分が気づいていない故障箇所まで修理してくれたことも良かったと思います。今思えばPCを開くと使用しているBluetoothのマウスが途切れていることがありましたが、故障していると気づいていませんでした。この症状は1月12日以降1回も起きてないので修理してもらって助かりました。報告していない部分に関しても見て直してくれることは素晴らしいと思います。

保証に関してはプレミアケアなどの良いサービスに入っていたわけではなく、引き取り修理の保証を2年に延長していただけですがこのスピード感のある対応は本当に助かりました。

修理に出す前に注意すること

修理に出す時には気をつけておいた方がいいと思う注意事項もありましたのでこちらもぜひ役立てていただければと思います。まず内密なデータがある場合、削除してから修理に出してください。今回のような症状の場合、OSの初期化はされていませんでした。つまりこちらが出した時と、帰ってきた時保存されてる内容というのは全く同一のものです。ですから見られて困るものはきちんとバックアップを取るまたはクラウドストレージに入れてから本体から削除してください。クラウドストレージ以外にも外付けのSSDにデータを保存しておくこともできます。

BitLockerとは

報告書を見るとシステムボード交換及びBIOSアップデートの実施に伴いBitLockerによりお客様のWindowsはロックされております、と記載されていました。BitLockerとはWindows10Pro以上のPCに搭載されている暗号化機能のことです。このBitLockerによってロックされている状態からは、自分で解除作業しなくてはなりません。これが曲者でした。何が曲者なのかと言いますと、ロック解除に必要な回復キーをMicrosoft社のWebページで確認しなければなりません。この回復キーは48桁の数字で構成されており、PCごとに違います。もちろん覚えてなどいないのでMicrosoftアカウントでWEBから入って確認することが必要です。

ここで意外と多いのがWindowsPCでしかMicrosoftアカウントにログインしたことがない場合です。ログインできないとロック解除ができなくなる場合もあるのでそうならないためにもアカウントのメモやスマホでもログインできるか確認しておくことをおすすめします。

さらに補足情報ですがBitLockerはその機能をオフにしない限り延々と聞いてきます。つまり1回解除して良かったと思って油断してPC閉じてしまうと、もう1回スリープになります。そこから再度立ち上げると再度回復キーを聞いてきます。これはとても煩わしい作業なので1回目で立ち上げることができたらすぐにそのBitLockerの機能をオフにすることをおすすめします。

今回修理に出して、非常に早い対応や無料で修理をすることができてLenovoのサービス結構いいなと感じたのでレビューいたしました。持ち運びが多いPCは壊れることもあるかも知れませんので、もし修理に出される際は上記の点を注意されつつ快適なPCライフをお過ごしください。

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