2021.11.19にパナソニックがレッツノートシリーズの新製品「FVシリーズ」「SVシリーズ」「QVシリーズ」を発売開始いたしました。
私個人の感想として国産はどうしても製品の値段が高いため購入していません。
しかし新幹線など公共交通機関を利用した際には、結構な方々が使用しているのを目にしていつも気になっています。
その新製品が今回発売されましたのでどんなものか、また何がそんなにビジネスマンの心を揺さぶるのか見ていきます。
レッツノートとは?
そもそもレッツノートとは、パナソニックが販売しているノートパソコンのシリーズです。純国産ということもあり値段は安くありません。
それでもなぜビジネスマンがよく持っているのかと言いますと、このレッツノートはBTOメーカーのようにオンラインストアにてカスタマイズ可能な高性能モデルが販売されているという点があります。
そのコンパクトさや堅牢さに、国産という安心感もあり人気がある一品です。
高いのになぜ売れる?
レッツノートは性能がとびぬけて高いわけではありません。
PCのパーツなんてどこも同じのを使っていますから当然の話です。
しかし、レッツノートはお値段がとびぬけて高いです。
一例としてレッツノートQVシリーズは以下のような性能となっております。
プレミアムエディション | プレミアムエディション以外のモデル |
Windows 11 Pro | Windows 11 Pro |
インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサー*1 | インテル® Core™ i5-1145G7 プロセッサー*1 |
SSD 256GB | SSD 256GB |
メモリー32GB | メモリー16GB |
約0.969kg*2 | 約0.969kg*2 |
約10.5時間駆動 | 約11時間駆動 |
見てすぐわかる通り、一般的に高性能と言ってよいPCに仕上がっています。
しかしお値段はとびぬけて高いです。
プレミアムエディションの場合、なんと348,700円(税込)~です。
その他のモデルの場合でも、283,800円(税込)~となります。
うーん、Lenovoよりはるかに高い。。。
Surfaceなら良い勝負か。。。
個人的にはこう感じてしまいます。
しかしこのレッツノートシリーズはずっと高い人気を誇っています。
何がそんなに人を引き付けるのでしょうか。
個人的には以下の点があると思います。
国産の誇りを失わない唯一無二の存在Panasonic
国内のパソコンメーカーというとどこが思い浮かぶでしょうか?
- SONY
- FUJITSU
- NEC
- Panasonic
このあたりだと思われます。
さて、この中でどれほどの国内企業がまだ頑張ってくれているでしょうか。
なんと、
パナソニックだけ!
なんですねー。
国産はパソコンは絶滅危惧種なんですね。
NECとFUJITSUはわれらがLenovoの傘下に収まっています。
そしてSONYもVAIOという名称で親しまれてきましたが、すでにVAIOは投資ファンドの手に渡っています。
そう考えると国産でパソコンが欲しいと思ったとき候補に挙がるのはPanasonic一択になるんですね。
セキュリティを考えるビジネスパーソンはPanasonicが主流だと思います。
ただ最近はFRONTIERやmouseなどの国産BTOも増えてはいるので、軽量でスタイリッシュかつ高性能なPCを求める場合にPanasonicになるのだと思われます。
高い堅牢性と低い故障率
Panasonicのレッツノートがビジネス界で重宝される最大の要因と思われるのが、その信頼性です。
とにかく堅牢性が高いということで、普通に使用していて壊れるということはほぼないと言われています。
また故障率に関しても他社製のノートパソコンと比較して1/6ともいわれるほどです。
故障して使えないことが何よりも損失になる、という場合はレッツノートは一強ともいえる存在なんですね。
性能のわりに値段が高いのは、この高水準を保つために検査が多かったり部品の選定が厳しかったりするのが要因と思えます。
値段の分信頼性を買うと言えるかもしれません。
豊富なインターフェース
最近の軽量PCはとにかく軽量化のためにインターフェースが最小限です。
USB-Cが2つのみ、というのはよくある話ではないでしょうか。しかし、仕事で持ち運んでいるとそれだけでは足りない場面が多々あります。
突然のプレゼンでHDMI、またはVGA(青いやつ)でモニターに出してほしいといわれることはよくあります。
最近のPCは軽量化が進みそうした出力系のインターフェースは一切搭載されていない場合が多いです。その場合USB-Cの変換アダプタを持ち歩いている必要があります。
必要な時だけ使用すればよいということでストレスは感じない方も多数だとは思いますが、私のように忘れっぽい方の場合は一つのミスで取り返しがつかないことも多々あります。
それで忘れることがない豊富なインターフェースがそろっているのは大きな強みだと思われます。
高いから見送る以外に理由はない一品
いいところをたくさん上げましたが、私は現状金額が高いから見送るタイプの人間です。
正直唯一にして大きすぎるデメリットです。
しかしパナソニックのレッツノートPCはそれ以外でデメリットと言える部分は皆無だと言えます。
自分ももっと収入が増えると日本企業を応援する意味も込めて購入したいPCの一つです。
国産製品を使用したい、信頼性の高いPCを使用したいという方はぜひこちらのPCを検討されてみるのはいかがでしょうか。