最近はスマートフォンで写真だけでなく動画を撮影する方も増えてきましたね。
かく言う私も写真なんて全然撮るタイプではなかったのですが、iPhoneを持ち始めてからちょっとずつ撮るようになり、今ではミラーレス一眼なんて持つほどになってしまいました。
昔の自分に伝えても信じられないんじゃないかと思う所業です。
そんな便利なiPhoneなんですが、動画撮影で一点だけ困ってしまうことがあります
それが手ブレです。
もちろんしっかり自分が固定できていればそこまで問題にはなりません。
しかしブイログのようないわば歩いたりする動きながらの撮影となると、どうしても歩く振動が伝わり画面がブレブレになってしまいます。かといって振動を起こさないように歩くとそれに気を取られてしまい動画撮影に集中できません。
ということで試してみたいと思ったのがこちらスマートフォン用3軸ジンバルMoza Mini-MIです。
正直1万円以上しますので迷いましたが、一念発起して使ってみました。
良かったところ
強力な手振れ補正
やはり高いお金を出すだけの価値があるものでした。
このジンバルをスマートフォンに装着して動画撮影すると、びっくりするぐらい画面揺れのないスムーズな動画を撮影することができます。
サイズ上走り回ったりアクションカメラのように激しい運動はできませんが、歩きながら風景動画を撮影するにはもってこいの相棒となってくれます。
もっと値段が高い奴もありますが、これ以上というものがあるのだろうか、と思わされました。
アプリの使い勝手がgood
ジンバル自体が強力な手振れ補正をしてくれるため、アプリに接続しなくてもスムーズでぬるぬるな動画撮影ができます。
しかしこれにジンバル専用アプリをインストールして接続することにより、動画撮影の幅がさらに広がってくれます。
その一例が、被写体のロックオンです。これによって被写体の動きを追尾してスマートフォンの向きを自動で調整してくれます。
技術の進化をとっても感じます。
この機能を活用すると、自撮りしたいとき、またはスポーツで注目したい選手を追って撮影したいときなどに大変助かります。
ぶっちゃけこれのために1万円払ったと思えばぜんぜんやすいものだとおもいます。
安いタイプのジンバルにはこの機能がついていませんので。
改善してほしいところ
装着に少し慣れが必要
当たり前ですが、スマートフォンへの装着は簡単ではないです。
これだけ高性能なのでがっちり固定する必要があるというのは当たり前のことですね。
装着をスムーズに行うには練習あるのみかなと思っています。
なお、ちゃんとスマートフォンを装着できていないと、挟んでいる部分が誤動作を起こしてとんでもないことが起こります。というかスマートフォンが投げ飛ばされる可能性もあるかも。。。
それできっちりと装着しなければならない、少し手間であるということが欠点のようなものと言えると思います。
特にこれは、突然撮影したい瞬間が訪れた時デメリットです。
基本スマホを装着したままの方はいないでしょうから、あわてて装着してももうその瞬間は終わってしまっているということが起きえます。
それでなるはやで装着できるようぜひ練習したいと思います。
まぁまぁ重い
本体重量が543gあります。
500mlのペットボトル一本ほどのものになります。
こう考えると軽いかなと思うんですけど、撮影するときを考えてください。
無造作にただ持っているわけではありません。
腕をある角度に固定して持ちっぱなしです。
これが意外と重く感じてしまうわけです。
しかももちろんこれにスマートフォンを装着する必要があります。
それで最低でも700g以上にはなるんじゃないかと思います。
手に持って歩きながらの撮影で腕の位置を考えずに始めてしまうとすぐに腕にストレッチパワーがたまってしまいます。5分くらいなら問題ないですが、10分、15分と撮影したいときは少し大変かなと感じます。
弱音を吐く前に鍛えるべきなのか、改善してほしいと次を待つべきなのかむずかしいですが、とりあえず欠点としてあげます。
スマホで動画をヌルヌル撮りたいなら絶対買い
スマホだけで動画撮影、編集までこなせるこのご時世、同じことをしたいと思う時ジンバルは必須じゃないかと思います。
ふわちゃんがよくテレビで簡易的な自撮り棒で撮影してますが、あれは写真だから許されるのであり、動画をとればブレブレで画面酔いがすごいことになると思います。
それでスマホで動画を撮るのが好きだという方は文句なしで購入されたほうが良いのではないかと思います。
只一点注意が必要なのは、ジンバルってそろえ始めるとほかのも試してみたくなるということです。
いろんなメーカーがしのぎを削って開発しているので、どんどん購買意欲が高まります。
ぜひジンバルという沼にはまらないよう皆さんも用心してください。