自分の親に持たせるものはスマホならiPhone、タブレットならiPad一択

最近というか、昔からシニア世代向けということで携帯ショップにはらくらくスマホなるものが販売されています。そして実際年齢が少し高くなるとそれらに手を出す方は多いと思います。

しかし私の場合は、親にそういったスマホではなくiPhoneとiPadを使用してもらっています。
iPhoneは通常通り自分で購入してもらい、iPadに関しては自分が手放したiPad Proを使用しています。
iPad ProはSurface Pro 7購入に伴い手放したものになります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

Apple生活だったはずがいつの間にかWindows生活に移行してしまいました。│だらだらガジェット生活 (takaroad.com)

私の親はすでに退職組になるわけですが、逆に60も過ぎてiPhoneとiPad Proどちらも使っているのは逆に最先端なのではないかと思います。
別にそういう系に強いわけではありません。使い方が分からないと連絡来ることは多々あります。

それでも自分がなぜらくらくスマホ等の、いわゆるシニア向けではなくiPhoneやiPadを使用してもらっているのかを以下に記していきます。

らくらくスマホは結構大変な点

らくらくスマホは別に使いやすくない

まず一番の理由がこれです。
正直らくらくスマートフォンといっても持ってすぐに使いこなせるわけではありません。もちろん、ボタンに「通話」とか「戻る」とか日本語が書いてあるのでとっかかりやすいのだろうとは思います。
しかし機械が得意な人でなければ、どのタイミングでそうしたボタンを押していいのか迷ってしまい、結局誰かに聞かないと押せないわけです。そして機械が得意な若い人はもちろんらくらくスマホは買いませんし、それらが選択肢に入る時点でその方は、自分は機械が得意ではないと考えているのです。

つまり、ネーミングがとっかかりやすいだけで、スタートは0からでiPhoneと同じなんです。
自分のような息子の立場だと名前的に少し高齢向けなんだろうと思うのですが、決してそうではないということですね。

使い方を教えるのが大変

らくらくスマホをいざ持ったとしても、結局使い方を本人が理解していないことは多いです。
そんな時頼られるのが家族になるのではないでしょうか。電話などで質問が来ます。

しかし困ったことに、手元にらくらくスマホはありません。そしてどんな配置でどんなボタンがあるのかもわかりません。こちらとしても答えようがないわけです。

それで、画面に映っている文字を一つ一つ言ってもらうしかありません。とてつもなく時間がかかり自分の時間が奪われて行きます。
あるあるなのかもしれませんが、読めない英単語をオリジナリティに読まれると結構困りますよね。逆に解読が難しくなるので一文字ずつアルファベットを言ってくれと最近はお願いするようになりました。

分かりやすい使い方がネットにない

視覚的に指示を出すことが難しい場合、ネットのサイトを見て同じようにやってくれという時があります。しかし、らくらくスマホの記事はなかなか見つかりません。。
まぁ絶対数が少ないからしょうがないですね。ということでネットに頼りづらいのも現状です。

iPhoneの良いところ

まず言っておきたいのが、個人的にMacbook派ではなくWindows派です。
それでも私は親にiPhoneやiPadを勧めています。
その理由は以下の通りです。

らくらくスマホとスタートは同じ

iPhoneも年齢高めの方にとって初見殺しの機器であることは間違いありません。
しかし正直言ってしまえば、これは若くてもそうではないでしょうか。新しいIOSがリリースされたときに、今までと動作が違ってどうやるのか少し探すことがあります。この時発見する、またはピンとくるまでの時間が年齢が高くなるほど必要になってくるだけです。

それで、最初は難しいと思われてしまいますが、これはどのスマホでも同じなのでiPhoneを避ける理由にはならないわけですね。

使い方を教えやすい

自分がiPhoneを持っている前提になりますが、アイコンや各種設定の場所などがよほど古いiPhoneじゃない限り同じ位置にあります。
それで、使い方を説明したいとき、自分もスピーカーホンにして画面を見ながら説明することが可能になります。それでほぼ間違いなく今何の画面なのか理解し正確に説明できます。

相手がらくらくスマホだとそうはいかないですが、iPhoneだからこそできる業になります。
そしてこれがかなりの時間短縮になります。
百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、今まで説明するのにかかっていた時間が本当に10分の1くらいになります。

ネットに使い方がたくさん載せられている

日本はiPhoneの利用者が3割を超えていると言われています。
実際電車とかで周りを見渡せばiPhoneばっかりですよね。私もAir dropのためにiPhoneを持っていると言っても過言ではありません。

それだけ利用者が多いということは、使い方を説明する、いわゆるハウツー系のウェブサイトもたくさん用意されています。
それで、自分が良く分からない部分などについては、そうしたウェブサイトのURLを送ってあげることで、それと同じようにしてと伝えることができるわけです。

そしてその後そのような検索の仕方を少しずつ教えていくと、勝手に自分で調べる習慣が、少しずつ少しずつついていきます。即効性はないのですが、じわじわと効果が出てくる方法です。

iPhoneは惜しまず最新機種の安いモデルを与えるべき

年を重ねると、端末の性能ゆえに時間がかかっている部分であっても、壊れたと感じてしまうようです。それでiPhoneはなるべくサクサク動くのを与えたほうが良いです。逆にらくらくスマホなどは最低限の性能で動作も遅いため、そのもっさり感を壊れたと感じられやすいようです。

正直豚に真珠(失礼)と思うことがあるかもしれませんが、全然そんなことはありません。そのサクサクなスピードが必ずこちらにメリットをもたらします。
それでもったいないと思うことなく自分と同じようなスマホを買ってあげましょう。

親切にしつつこちらが楽をするとても良い方法です。

自分が最新の機種を購入しておさがりを毎年渡す方法もあり

個人的に採用していきたい方法ですが、iPhoneは毎年変えると年間4万ほどで使用できます。
2年使うのと比べればこちらの方が安くつく可能性が高いです。
それで、自分が毎年変えて、親に安く譲るのも一つの方法だと思います。
1年遅れ程度であれば動作も問題ないですし、新しい機種の範疇ですしね。

ぜひ、様々な方法を駆使して、自分も親も快適なガジェット生活を送れるようにしていきましょう。

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