ゲーム機器の映像をパソコンで録画したいときどうしたらよいか

最近はSNSなどでライブ配信したり、または良いプレーができたところを保存して投稿する方が増えています。
かく言う私もアップする一人です。
PS4やPS5、ニンテンドースイッチでは、デフォルトで録画する機能がついています。
しかしずっと録画し続けていると容量が信じられないほど大きくなってしまいますし、消すのもあまり操作性が良くありません。

そんな時、パソコンなら容量がたくさんあります。
また増やそうという時にも外付けHDDをつなげば簡単に大容量になります。

それで今回はPCでゲーム機の映像を表示させるための方法を解説します。

キャプチャー機器が必須です

パソコンにもHDMI端子があります。
しかしここで理解しておくべきなのは、その端子は出力端子であるということです。
つまりパソコンの画面をモニターに表示させることしかできないのです。
USBケーブルの場合は、双方向でデータのやり取りを行えます。
しかしHDMI端子は、マイク端子やイヤホン端子のように片方向にデータを送ります。
それで、パソコンに付属しているHDMI端子にゲーム機器を指しても決して意味はありません。

キャプチャー機器によって、パソコンに入力する必要があります。

おすすめのキャプチャー機器:

私が使用しているキャプチャー機器は以下の商品です。

Elgato ゲームキャプチャー HD60 S ソフトウェアエンコード式 1080p/60fps 低遅延 低レイテンシー USB3.0 【PS5,PS4/Pro,Xbox Series X/S,Xbox One X/S対応】

こちらは有名な商品として良く紹介されていると思います。
なぜこちらがよく紹介されるのか、少し高いと思われるかもしれません。
しかし人気があるのには理由があります。

キャプチャー映像の保存がすぐにできる

少し調べられた方はご存じかもしれませんが、キャプチャー機器はあくまで映像をPCに表示するためのものです。
それをどのように録画するかはまた別で考えなければなりません。
その際、このHD60 Sは、インストールした時点ですぐにソフトを使用することができます。

これが少し値段が落ちたりすると、OBS Studioというソフトをダウンロードし設定しなければなりません。
ライブ配信するならこちらのソフト便利なのですが、単にキャプチャーをとりたいだけであれば不要です。
そのようなものの設定に時間をかける必要が無くなるわけです。

タイムラグを極限まで減らせる

詳しくは取り上げませんが、どの製品であってもキャプチャー機器を使用すると必ず操作と表示にタイムラグが生じます。
コントローラのボタンを押しても、ワンテンポ遅れてそれが画面で反映されるのです。
これはキャプチャー機器の特性上将がありません。
その問題を解決するために、パススルー機能があります。

簡単に言えば、パソコンにつなぎつつ、ゲーム画面は別で表示させるわけです。
その別画面を見れば、遅延がほとんどないいつもの状態でゲームを行うことができます。
そしてパソコンのほうで録画をしておくのです。
RPGのようなゲームであればラグは特に気にならないと思いますが、基本的にオンラインゲームでRPGはあり得ないので、この機能も必須になります。

それでぜひパススルー機能を活用いたしましょう。
なお、ニンテンドースイッチの場合その画面を見ておくなら問題はありません。
またiPhoneの画面を見て操作する場合もそちらを見るためこの機能は使用しません。

快適に取り込むために必要な機器

ではこのキャプチャー機器を問題なく使用するためには何が必要でしょうか。

PS4,PS5の場合

  • パソコン
  • HD60 S
  • HDMIケーブル×2
  • テレビ

注意したいのはHDMIケーブルが2本必要な点です。
1本はHD60 Sに付属しています。それで実質必要なのは+1本になります。
使用する内訳は、HD60 Sから映像を取り込みたい機器まで、HD60 Sから表示させたいテレビまでの2本となります。
なお付属されているHDMIケーブルの長さは50CMほどと短いです。
それで基本的には+1本ですが、長さが足りない場合はこちら使用できないので長さに合わせて購入しましょう。

iPhoneの場合

  • パソコン
  • HD60 S
  • HDMIケーブル
  • iPhone
  • Lightning – Digital AVアダプタ

iPhoneの場合は、LightningケーブルからHDMI接続するためのケーブルが必要になります。
またHD60 Sから、そのLightning – Digital AVアダプタまでの長さがほとんどの場合50cmでは足りないと思いますので、十分な長さのHDMIケーブルも必要になると思います。

上手に活用してキャプチャー映像を撮りまくろう!

キャプチャーはいろいろと活用することができます。
例えばウェブカメラ代わりに使用することも可能です。
またはライブ配信でずっと外を映しておくことも可能です。
いろいろと幅が広がりますので是非活用してください。

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