パソコンって購入直後が一番スムーズにサクサク動いてくれますよね。
でも半年、1年と時間が経つとふと思うことがあります。
あれ、買ったときもこれくらいの速度だったっけ?
今日はそんなときに確認できる3つの点を実際に見ていきましょう。
基本は自分もよく使っているのでノートパソコン目線ですけど、大体はデスクトップパソコンにも当てはまります。
ハード(機械自体)面
まずはなんといってもハード(機械本体)側を見直していきたいと思います。
というのもパソコンって精密機械ですけど慎重に扱ってたらそこまでトラブル起きにくいです。
ということで、ハード面で確認すべき点をさっそく見ていきましょう。
部屋の温湿度は適切か
パソコンは基本的に精密機械です。
それで人間よりも温湿度の変化に敏感です。
例えばSONYのパソコンVAIOの動作環境は以下の通りです。(大体どのPCも同じくらいです)
動作時:温度5℃から35℃、湿度20%から80%(ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下(湿球温度29℃以下))、
SONYと言えば日本の偉大なメーカーですよね
保存時:温度-20℃から60℃、湿度10%から90%(ただし結露しないこと、および60℃における湿度は20%以下(湿球温度35℃以下))
まずは温度から見ていきましょう。5℃から35℃なので、真冬や真夏は室内でも厳しいと思います。
湿度はいかがでしょうか。20%から80%なので、ほとんど問題ないように思えます。しかし大体雨の日はこの範疇を超えてしまうことがありますね。さらに見落としていけないのは35℃においては65%以下となっている点です。
いろいろ言ってややこしいですが、基本的には人間が快適に過ごせる温度がパソコンにとっても良い動作環境だということです。そもそもこの部分を満たしていない場合は、まず部屋を快適な空間にしてから試してみましょう。
通気口をふさいでいないか
パソコン本体をよく見てみると、ところどころ穴があいています。その穴にはいくつか役割があります。
1つ目はスピーカーです。穴があいていないと音が聞こえないですからもちろん大切です。
2つ目はマイクです。これは最近のPCは1つくらいしか穴があいていないので逆に見つけられないかもしれません。
最後に通気口です。探したときに明らかにたくさんあいている部分が多々あると思います。それは基本的に通気口です。この部分がふさがっていないかよく確認しましょう。よくあるパターンとして、クッションやブランケットの上において使用し、通気口をふさいでいることがあります。ほかにも、安いPCのカバーなんかは通気口の穴があいていないことがあります。
部屋の温湿度で先ほど挙げた通り、パソコンは精密機械です。見えないところで各部品が一生懸命に働いています。ゆえにそれぞれがどんどん熱を持っていきます。通気してあげないとこの熱が逃げることができず、部品自体を痛めつけてしまうのです。
ゆえに通気口をふさいでいないか確認しましょう。寒い時など何かを膝にかけてその上にPCを置くと思うのですが、その間に膝の上で使うPCスタンドなどを活用しましょう。
なお、Surface Proの場合は、膝部分はタイプカバーなので、この問題を避けやすいです。現に私はこの記事を膝の上で書いています!
ホコリが風通しを悪くしていないか
先ほどと関連しています。通気口は空気の通り道です。そこを妨害してしまうクッションなどはNGでした。もっと小さな通り道をふさいでしまうもの、それがホコリです。
ということで、ホコリがたまっていないかを確認してみましょう。明らかに見えるほどホコリがついていたら確実に問題があります。取り除いてあげましょう。
メンテナンスで使用できるものとして、エアーダスターなどが販売されています。
1年近く触り続けているととってもホコリがたまっていることが多いです。ぜひ使ってあげましょう。
しかしその時、ホコリが内部に入り込むのはよくありません。その点だけ注意しましょう。もし難しいと思う場合は、綿棒なんかでコツコツ掃除しましょう。
いつも意識しておくことが大事
パソコンが大きな音を上げてうなっていると不安になりますよね。とりわけ自分の膝の上でウォーンとうなるととても心配になります。
ぜひ今日あげた点は毎日使用するとき意識しておくことにいたしましょう。問題が発生した時点で、大体何か内部で壊れかけているものがありえます。無駄な出費を避けるためにも日頃から丁寧に使用してノントラブルな日々を楽しみましょう。
次回はソフト的な面、内部的な面で扱いたいと思います。またお会いしましょう。もしも何か疑問に思われる点ありましたら遠慮なくコメントいただけると嬉しいです。