最近Windows PCでi Cloud Driveの同期ができなくなったのでサポートに問い合わせました。
その時のサポートが、対応は悪くないんですが、問題解決になかなか進まず仕事に支障が出るので、こちらの記事の通りSurface Pro 7購入へ踏み切りました。
今回はどんな対応だったのかをお伝えしたいと思います。
決してAppleを批判したいわけではなく、サポートの時にどんなことを説明されるのかお伝えし、自己解決のきっかけになる情報になればと思います。
そもそも問い合わせのきっかけ
ある時から突然私のデスクトップ PCがi Cloud Driveを全然同期してくれなくなりました。
これまでもたびたび同じ現象は起きていましたが、これはWindowsでi Cloud Drive使用されている方はよく経験されているのではないでしょうか。
そもそもがMacなどのApple製品向けのサービスですから問題が起きるのはしょうがないと思っています。それでログインできない時にはi Cloud Driveアプリの再インストールで解決していたのですが、なぜか今回は直りませんでした。ほかにもappleのサイトをググって調べたのですが、結局原因が不明だったため、今回は問い合わせてみようとなったわけです。
最初の担当者
最初の問い合わせはAppleサポートのチャットサービスで行いました。これはチャットサービスだと早めに応対してくれることが多いためです。
どんなエラーが起きているのか、どんなエラーメッセージなのか画面キャプチャを送付しました。
すると担当者からは、こちらのURLが送られてきました。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201391
別に特殊なページではありません。誰でもアクセスして閲覧可能なページです。
自分でAppleのサイトから検索していた時にももちろん確認していました。というよりこれまで同期していたわけですから当然すでにしているよ!
と思うのですが、まぁ問い合わせ最初だし手順を守らないで問い合わせる人もいるから初期対応としてしょうがないと思い、この部分は問題なくやっていること、手順に問題ないことを伝えました。
すると、、、少々お待ちくださいと10分ほど待つことに。
~10分ほど経過~
もう一つ見ていただきたいページがあるとのこと、次はどんな知らない情報の確認かと思いきや、10分後に紹介されたのはさらに別のAappleのページでした。
もちろん特殊なページではなく、ググればすぐに出てくるようなページです。
※こちらはどのページだったのかを忘れてしまいました、申し訳ありません。
なぜ今更ここをと衝撃を受けたので記録していませんでした。チャット履歴をちゃんとメールに送っておくべきでした。
とにかくそこもすでに自分で調べた際行きついて確認済みだったためその旨を伝えると、なんとその担当者は、こう言いました。
「こちらでは解決できない」
え、、解決できないってまだHP上の情報しか扱われてませんけど?
そんな簡単に突き放されると思っておらず、ちょっと面食らってしまいました。しかしもちろんAppleですからこれで終わりではありません。次はテクニカルサポートにつなぐのでここで解決します!と言われたので、そちらにつなぐことになりました。
そこにつなぐためにまた10分ほど待つことに。
この時点ですでに30分以上経過しておりましたが、解決のためには仕方ない。
私は次なる担当者を待ったのです。
テクニカルサポートの担当者
10分ほど待っていると、ようやくテクニカルサポートの方とつながりました。
コールセンターの場合ですから、担当が変われば話はいったん最初からです。まずは現象の確認ということでこれまでの手順を再度やってくださいとのこと、改めてもう一度同じことをしました。
現象を確認されてその担当者は、
ウェブ上のi Cloud Driveにはアクセスできるか試してほしいと尋ねられました。
これはAppleのページではなく別のサイトで書かれていたので確認済みでしたが、できる証拠は必要でしたので、実際にやってみみていただきました。
※Appleのリモートサービスで画面は共有しています。
さぁ、本題はここからだ。
私はいったいどうすればいいんだ?と期待したその時!!
なんと!
「こちらでは解決できない、エンジニアへ回す必要がある」
えーーーーー!
あなたまだ何もしていませんけど!
ウェブにつなぐか確認して終わりですか…
テクニカルって名前だけなのですか…
すでに1時間ほどたっていましたが、結局得られた情報はネットを探すと出てくる情報だけでした。
続けて話を聞くとエンジニアに問題解決のためいくつかスクリーンショットをとりたいとのことでした。
送付したスクリーンショットは以下の3つです。
- ダウンロードしたi Cloud Driveのバージョン
- Windowsのバージョン
- Microsoft Officeソフトのバージョン
正直officeソフトのバージョンがいる理由はわかりませんでしたが、とりあえずこれらとあと特殊な操作でログを取得して送付しました。
返答は2,3日はお待ちくださいとのこと。
これで今日解決できないことが確定しました。
1時間半ほどかかってるんですけどーと思いましたがしょうがありません。待つのみです。
ということで次なるお返事を待つことになりました。
ここで私は思いました。
大体こういうトラブル時に確認すべきなのは、セキュリティーソフトとかファイアウォールの設定等ではないのだろうか?と。
だいたいPC触るの好きな方ならすぐに思いつかれる点ではないでしょうか?
しかしそれらは必要ないとのことでした。Appleの取得するログはきっと優秀なんだろうなと思い、とりあえず返事を待つことにしました。
3日後のテクニカルサポート
さて、3日後に同じテクニカルサポートの方より連絡がありました。
ついにログから何か分かったのか!
とちょっとテンションが上がりつつ電話に出たところ。。。
「セキュリティソフトは何を使用されていますか?」
おい。
おい。
それこちらからも一回確認しましたよね。。
その情報いらないって言ったじゃない。。
これでまだ解決しないことがわかりちょっとがっかりでした。
とりあえず立ち直ってESETを使ってますと回答したところ、ありがとうございましたと。
え、終わり?って思いましたが、もう一点ありました。
最近iPhoneをアップデートしましたか?
i Cloud DriveにはiPhoneのバージョンもかかわってくるのか…
ついに初めて聞く情報をゲットしました。
iPhoneの自動アップデートをONにしていたため、した気がすると回答。
それがだめだ、ということではなく、逆に最新にしているのにダメなんですね、、、という返事でした。
最新にしたら解決っていう考え方はいかにも米国らしいなと感じますが、とりあえずまた連絡すると言われたので電話は終了しました。
今回の電話で判明したことは、ログは絶対大したこととってないっていうことです。
そして最新にしてなかったら最新にさせたかったんだろうなという点もあります。日本だったら問題ないバージョンに戻すっていう考え方だと思うのですが、やはり欧米は最新にしたら直る精神なんでしょうかね。
それから1週間後のテクニカルサポート
1週間ほど時間が経過したある日、ついにテクニカルサポートから連絡が来ました。
ようやく問題が解決か!また勝手にテンションを上げつつ電話に出た、なんとセキュリティソフトがいくつかのファイルをはじいていないか調べる必要がある、それぞれスクショをとってくれとの要望。
それこそテクニカルサポートが最初の日に確かめるべき点ではないのか!と内心結構いらだってしまいました。
ちょうどそのとき私は外出中。
どのファイルを確認すればよいのか教えてほしい、可能ならメールなど文章で教えてもらえないかとお願いしました。
答えはNG!
口頭で伝えるのでメモを取ってもらうしかできない、メールの形では渡せないとのこと。
なぜダメなんだと思いましたが、これはできないとのこと。
口頭で言われたのをメモだなんてそんな面倒なことはしたくない。。。
というか正しくメモ取れてるかの確認も結構かかってしまいそう。。。
その点を伝えると、時間がないなら折り返すが18時までに電話できる日はあるかという質問。
平日仕事の日は絶対無理じゃないですか。
だから20時ごろは厳しいかと答えると18時までしかできないとのこと。
あんまりわがまま言えませんから引き下がるしかありません。
もうですね、この時点で私の糸は切れてしまいました。
最初の問い合わせからすでに2週間ほど経過しています。
そして今更セキュリティソフト。。
まだまだ解決の見込みが見えません。
ちょっとうんざりしたので、この時点で私はiCloud Driveとの別れを決意しました。
そしてテクニカルサポートにもうこの件は追わなくてよい、クローズしてください、お世話になりましたと伝え電話を切りました。
こうしてiCloud Driveを使用する気をなくした私は、しょうがないのでOne Driveの100GBをひとまず契約することになったのです。
i Cloud Driveが同期できない時確認すべき点
以上の流れから、i Cloud Driveが同期できない時は以下の点を確認したら良いということを学びました。
- i Cloud Driveの再インストール
- iPhone等他のi Cloud Drive使用機器のバージョン確認
- 他のオンラインストレージへ移行
i Cloud Driveはプライベートでは安くて良いけど仕事には頼りない
私が今回至った結論は上記の通りです。
結局オンラインストレージの完成度はOne DriveやGoogle Drive、Drop Boxと比較するとかなり低いです。
他のストレージも使用していますがこんな同期できないエラー起きたことありませんでしたので。
まぁその完成度の低さが料金の安さにも出ているんでしょうかね。
Apple製品のみで完結される場合はi Cloud Driveはとてもおすすめです。
でもWindows PCにも使用したいと思われているそこのあなた。
おとなしく他のオンラインストレージを主力にすることをお勧めします。
ぜひストレスフリーの快適なオンラインストレージを楽しみましょう。
ということで最後までお読みいただきありがとうございました。iPad、Macからの乗り換えにSurfaceをお勧めします。