夏のエアコンが効いている部屋では特に気にすることはないのですが、ちょっと節約したいと思い気温が30℃オーバーの日に使用していると途端に不安定になることがあるのがノートパソコンです。
キーボードがどんどん熱くなり、触っているのが不安になっていくことも多いのではないでしょうか。
そんな時にPCを冷やすガジェットとして、今回はエレコムが販売しているノートPC用クーラーを試してみました。
良かったところ
現象の解決に役立つ
冒頭で触れた通り、夏場室内の温度が高い時やPCの負荷が高い時、まれに過熱によるパフォーマンスのダウンやフリーズといった現象が起こります。
そんな時、このノートパソコン用クーラーはとても役立ちました。しっかり中央下から冷風を当ててくれます。
約20cmの大型ファンが中央にドンと設置されているため、その付近に通気口があればしっかりとPCを冷やしてくれます。
USB供給の為ノートPCから直接給電可能
大型ファンがあって性能的にも申し分ない本製品ですが、給電方法もノートパソコンのUSBから可能という優れものです。
これは当たり前になっていますが、それでも性能と合わせてUSB給電であることが保たれているのは良い点だと思います。もしも別コンセントが必要などととなったら一気に使い勝手が悪くなりますよね。
もちろん1,000円台の製品もあるのですが、この2つがそろっているのは大きなメリットだと思います。
改善してほしいところ
PCの下に敷くため少しキータッチが高くなる
これはどの製品でも同じ弱点ですが、一応こちらでも挙げておきます。
やはりキーボードで入力することが多い方となると、傾きができるのはキータッチに大きな影響を及ぼしてしまいます。その傾斜に慣れるまではこれまでの感覚と異なるために誤タッチが増えてしまいました。
ファンの音がそれなりにする
静音ではあるのですが、やはりファンが大きい分音が全くしないわけではありません。
ZOOMなどするときには、ちょっと心配になることがあります。
しかしもちろん扇風機直接充てるなどの暴挙に比べれば音はしません。というか比較になりません。
相手に少しだけ音が届いてしまっていないかな？という程度です。
特に一人でこもっていてほかに音がないとこれだけが目立つために気になっているのかもしれません。
公式情報でも30dbとなっているので音はしますが、もちろんこれが大きな欠点というわけではないです。
ノートパソコンの冷却性能を求めているなら買い
製品名に準ずる働きを求めているならこの製品は買いだと思います。
というより安すぎる者はほとんど気休めに近いなと感じています。
エレコムという安心感が自分へのプラシーボかもしれませんが、それでもこの製品は買ってよかったと感じている一つです。
暑い夏を乗り切りたい、冬は部屋をガンガンに暖かくしてぬくぬくと使いたいという方にはお勧めです。