Lenovo Yoga 660 – アビスブルー/ ファブリックカバーが最高でした使用感をレビューします

私はこれまでSurface Pro 7を使用していました。そして11月にSurface Pro 8が発売されることになりましたので買い替えを検討していました。

買い替えようとおもった主な要因はバッテリーの持ちが悪かったからです。
公称で10時間となっていたのですが、実際に使用してみると4時間くらいが限界でした。さすがに短すぎて外で使うのには厳しい状態でした。不良品だったということではなく、自分の使用方法が様々なアプリを同時に起動していることが原因と思われます。

しかし、だからと言って使用時に必要なアプリを同時に起動しないというのは作業性を考えても本末転倒になってしまうので、新たに発売されるSurface Pro 8にとても期待しておりかなりチェックいたしました。
詳細はこちらの記事に記しています。

待望のSurface Pro 8が発表されました│だらだらガジェット生活 (takaroad.com)

実際バッテリー駆動時間も最大15時間と1.5倍近く伸びてくれました。
これは素晴らしい!!買いだな!!
そう一瞬感じた私でしたが、結局はそうすることはありませんでした。この点の詳細は以下の記事に記しています。

Surface Pro 8はコスパが悪い気がして購入しない方向で│だらだらガジェット生活 (takaroad.com)

Surface Pro 8で一番ネックになったのがコスパの悪さでした。
しかし結局私はこの時運命的な出会いを果たしSurface Pro 8の購入は見送ることにしたのです。

それが今回ご紹介するYoga 660 – アビスブルー/ ファブリックカバーです。

購入したYoga660のスペック

今回私が購入したPCのスペックは以下の通りです。

プロセッサAMD Ryzen™ 7 5700U (1.8GHz  4MB)
ディスプレイ13.3″ FHD IPS(1,920×1080)
メモリ16GB
ストレージ512GB
ワイヤレスWi-Fi6対応
バッテリー使用時間21.6時間
本体重量1.3㎏
保証2年間アクシデントダメージプロテクション
タッチペン付属

スペックは上述の通りです。
私が特にこだわった部分のみを挙げています。

プロセッサはRyzen 7

CPUについては今回Intelの core iシリーズは避けようと思っていました。
大きな理由はRyzenのほうが省エネなのでバッテリー駆動時間が圧倒的に長いためです。
その効果がバッテリー使用時間に表れています。同等スペックのi7の場合、だいたい14時間ほどが限界でした。
それが今回はなんと21時間をオーバーしています。素晴らしい数字ではないでしょうか。
もちろん20時間使えることはあり得ませんが、半分とみても10時間使用できます。8時間以上外で使用できるというのは本当に安心感をくれます。
このように長時間使用できることを願っていたため今回Ryzenにしました。

加えてもちろんサクサク使用したいということ、そして軽めの動画編集もこなしたいのでRyzen 7一択でした。

メモリは16GB

メモリはWindows10でもWindows11でも普通に使用していて7GB近くになってしまいます。同時に起動するアプリを減らせばもちろんメモリの節約はできると思いますが、それで作業の効率が下がるのはよくないと思いますので8GBではなく16GBを今回は必須としました。

実際に起動すると通常時はだいたい7GBほどやはり使用しています。
それで安心して気にせず利用できています。

ストレージ512GB

ストレージは少なくてもクラウドストレージを上手に使えばやっていける!と思ったのですが、全然そんなことありませんでした。OSだけでだいたい30GBほどは消費してしまいます。
そして動画をいくつか保存していくとすぐに128GBはすぐに使用してしまいます。というか128では全然足りません。

ということで容量を気にして使用せず余裕をもって保存するために512GBにしました。

付属の十分な性能のタッチペン

私は別に字を書きたいわけでも絵を描きたいわけでもありません。主な用途は画像のトリミングで囲むとき、またPDFデータに少々線を引く程度です。

今回付属しているペンは筆圧を感知してくれます。しかし傾きなどは感知してくれません。それで絵をかいたりするのには不十分な性能のペンと言えます。

しかし私の使い方で考えればちょうど良い性能でした。現状なんの不満もありません。

Lenovo Yoga 660 – アビスブルー/ ファブリックカバーの使用感

今回購入したPCですが、上記のような完全に私が求めていたような構成のPCでした。

それで動作自体は普通にサクサクですしまさに求めていた動きをしてくれます。
ハードをしっかり吟味して選んだので当然ですね。
ということで実際に手元に届いてから外側や単純な性能以外について、使用して気づいた点をいくつかレビューしていきます。

おしゃれで温かみを感じるファブリックカバー

PCの表面がファブリック、簡単に言うと布です。
これがとても手触りがよく、いつも触っていたくなります。自然のぬくもりを明らかに機械であるパソコンから感じることができるという、なんとも不思議な気持ちになります。
個人的に全く考慮していない部分だったのですが、こういったデザインは使用するにあたってありだなと感じています。
しかしこれから使用していくにあたって擦れてどんな変化を遂げるのかは注視していきたいと思います。

指紋認証の精度が抜群

次に良いと感じたのが指紋認証です。正直PINコードで良いと思っていました。
しかし実際に使ってみると、一瞬触れるだけでロックが解除される指紋認証のすばらしさに気づきました。

配置されているのが右下というのもいい場所ですね。
強制的に指紋認証は右手の人差し指になります。。左利きの方にはもしかしたら気になる位置かもしれません。
しかしわずかに手を置くだけで勝手に解除してくれるので多分右手でも行けるのではないかと思います。

結構静音なキーボード

これも実際に届いてから良いと感じた点です。
Surface Pro のキーボードはとにかくガチャガチャうるさかったです。
意外と打ち合わせの時とか音が気になってゆっくり打つ時もありました。しかしこのPCは静音性が高いです。
私は夜にこうした記事を執筆することが多いのですが、PCが変わってから、打鍵音が静かになったと家族から言われました。
これまでストレスをかけていたことに気づきましたし、周りから指摘されるということはよっぽど音量が違うのだろうなと思います。

実際にキーボードを入力する感触ですが、よくある静音キーボードのような感じです。キーピッチはフルサイズキーボードとほぼ同じで、それが静音キーボードでよくある感触なので、一般的に売られているデスクトップ用の静音キーボードと似ているように感じます。
それで明らかにSurfaceシリーズのキーボードよりははるかに打ちやすいです。ストレスなく入力できています。

背面にも一工夫が見られる

ちょっとわかりづらいですが、これはPCの背面になります。黒い棒みたいなものは少し硬めのシリコンっぽい素材です。それでPCを普通に置いた時には下に少しスペースが生まれ排熱に一役買っています。

それだけではありません。これはパソコンを360開いてタブレットモードにしたとき、裏と裏が擦れて傷つかないようにも役立ちます。これによって気兼ねなくタブレットモードを使用するのに寄与していると思います。

こういったちょっとした点が使用感に大きく影響しますよね。とても良い点です。

現状の唯一の不満点はシール位置が雑

唯一私がいまいちだと思ったことがあります。やっぱり外国の企業だなーと感じた点です。といっても使用感には関係ないため個人的には全然許せる部分なのですが、もしかしたら気になる方もおられるかもしれません。

2枚のシールが絶妙にどちらも傾いています。
左側はまだ努力の跡が見られます。しかし右側、こちらはちょっと擁護しようがないほどずれていますね。

私もずぼらなので全然良いんですが、一応今回のネックとして挙げておきます。
以上です。

これで金額¥118,482でした

かなり高性能で使いやすいこのPCですが、なんとお値段12万円をきっていました。
ちなみにOfficeはついていません。しかしこの性能で十分な補償がついていることを考えるとかなりのコスパだと思われないでしょうか。

もちろんコンバーチブル式でなければもう少し安いモデルも存在しています。
自分の現状の必要を完全に満たしてくれている至高の一台でした。

皆さんも自分だけの一台をぜひ探されてください。

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