Windows11に対応してないけど買い替えたほうが良いの?

いよいよWindows11がリリースされる日が来週になりました。楽しみにしている方もおられるかもしれませんが、同時に自分のパソコンはスペックを満たしていないから関係ないという方もおられるかもしれません。

もう買い替えたほうが良いのだうかと迷っている方ももしかしたらおられるでしょうか。
その点について今回は取り上げていきたいと思います。

Windows11って何?

Windows11はマイクロソフト社がリリースしているパソコンを動かすためのOSです。iPhoneやiPadで言うところのIOSと同じです。これがなければパソコンは動きません。それぐらい要です。

これまでは2015年7月29日以来、Windows10が6年にわたって親しまれてきました。
というよりはMicrosoft自体がWindows10が最後のWindowsだと言ってたんですね。以降は無償でアップデートすると。
しかし突然、Windows11が発表されました。まさかの最後ではないのかということで多くの界隈で衝撃が走りました。

そしてさらに衝撃だったのが、Windows11に対応するスペックは結構ハードルが高いという点でした。
ここ2,3年に購入されたのでなければ対応できないような要件となっていました。

では、それより前に買った人たちはもう切り捨てられたのでしょうか。

まだまだWindows10は主役でいられる

結論から言えば、Windows10はまだまだ主力として使えます。
というのもマイクロソフト社はWindows11リリースと同時にWindows10の大型アップデート、「バージョン21H2」のリリースも発表しているからです。
こちらはこれまで通りWindows10の半年1回行われる大型アップデートの一つです。つまりまだまだWindows10のほうもしっかり面倒は見るというメッセージですね。

実際Windowsの市場は過程ではありません。圧倒的にビジネス用途です。そしてビジネス系のソフトはそんな簡単にWindows11に変更などできません。それどころかようやくWindows10にしっかり対応できて来たというレベルです。
ただでさえ大型アップデートで半年に1回ヒイヒイ言っているのにWindows11にする余裕なんて決してないのです。

そんな大きくて大事な市場をマイクロソフトが見捨てることはないでしょう。ということでまだまだしばらくはWindows10は主役としてしっかり頑張れます。安心して使いましょう。

そしてそのPCが壊れてしまったときにWindows11を導入いたしましょう。

逆に焦ってWindows11にするのは危険

新しいものが好きなタイプの人はWindows11に早くしたいと思っているでしょう。
かく言う私もその一人です。しかし、今回の推奨スペックが高いために起きうる問題が一つあります。

それは、強引にWindows11にした結果PCが使い物にならなくなる危険です。

強引にとはどういう意味かと言いますと、推奨スペックに足りていないのにWindows11にしてしまうということです。どこまでWindowsがはじいてくれるかは分かりませんが、おそらくインストール自体はできてしまうと思います。しかし、Windows11になったが最後、最悪そのPCは動きがとても緩慢で使い物にならなくなる危険があるのです。

どうしてこのようなことが起きるかと言いますと、Windows10とWindows11でのシステム要件の違いにあります。
当たり前の話ですが、古いものより新しいものの方が求められるスペックは高くなります。Windowsも例外ではありません。ゆえにWindows10では動いていたのに、より高いスペックが求められるWindows11は動かないという問題が十分発生し得るのです。

この問題はこれまでももちろん起きていました。
Windows7でぎりぎりだったのにWindows10にして動作が激重になってしまった、Windows10にして部品の相性が悪いのか頻繁に落ちるようになってしまったという声はよく聞きました。

簡単に言うと、無理に背伸びするのは危険なのです。

ということで十分に満たしていると保証されていないのであれば、Windows11にするのはやめましょう。
どうしてもWindows11にしたいのであれば、おとなしく対応している新しいPCを購入するのがお勧めです。

私が今使っているのはLenovoです。

Lenovo IdeaPad Slim 550i – プラチナグレー 製品番号: 82FE00E4JP




Windows11はandroidに対応する予定

Windows11はandroidアプリに対応する予定とされています。
第一弾となる10/5には含まれていませんが、今後確実に対応されることでしょう。

きっと中にはこの機能を待ちわびている方もおられると思います。

そのような方のためにお伝えしたいのが、基本的には高性能でないとこのような機能は使えないという点です。
おそらくエミュレーションの形だと思います。
その場合、Windows11の中で、さらにandroidを動かすので二重に起動することになります。ですからよりパソコンへの負荷も大きくなります。

ゆえに、PCの性能は十分高いものを用意しておきましょう。
もしくは正式に発表されるまでは購入を待つのも手かもしれません。

なんだかんだ言いつつWindows11にはすぐします

まぁこれだけ危険だとあおっているような記事ですが、自分はすぐにWindows11を導入する予定です。人柱がいないと世界は回らないですからね。誰かが踏み鳴らした道を歩くくらいなら自分が先に行きたいと思うのが男ではないでしょうか。

ということで草を踏み鳴らしに行きたいと思います。

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